Author: | 佐竹 浩, Hiroshi Satake | ISBN: | 1230003022085 |
Publisher: | Japan Course | Publication: | January 7, 2019 |
Imprint: | Language: | Japanese |
Author: | 佐竹 浩, Hiroshi Satake |
ISBN: | 1230003022085 |
Publisher: | Japan Course |
Publication: | January 7, 2019 |
Imprint: | |
Language: | Japanese |
2019年1月2日(第4版)
* Sigil 0.9.10に対応
* Calibre 3.36に対応
* 説明内容を改善(古い情報の更新など)
- - - -
本書は、電子書籍を自力で出版できるように、次の2つの無料ソフトを使って、EPUB3形式のファイルを作成するための初心者向けテキストです。
* Sigil 0.9.10 (ほとんどがSigilを使った説明)
* Calibre 3.36 (一部のみCalibreの機能を説明)
これらのソフトは無料でありながら、最新バージョンが年に数回のペースでリリースされ続けています。この更新に伴って、機能や操作面が大きく変更されることがあります。そのため、古いバージョンについて書かれた書籍では、説明内容と最新バージョンに相違があり、読者が混乱することがあります。
他の出版社のテキスト本では、比較的高額にもかかわらず、古いソフトの情報のまま販売されているケースが多く見受けられます。また、どのバージョンに対応しているかを明記していないこともあります。
本書については、ソフトのバージョンを記載し、最新バージョンに対応した改訂版をなるべく早く発行するようにしています。
<本書の目的>
電子書籍ストアに原稿(EPUB3形式のファイル)をアップロードして、出版審査に合格するために、電子書籍として必要な体裁がどのようなものか伝えることを目的としています。主にSigilの利用方法を説明していますが、一部分のみCalibreの便利な機能についても記載してあります。
本書の説明は、みなさんが「マイクロソフトWord」などの文書作成ソフトで、ある程度の文書作成経験があることを前提としています。
文字の修飾、見出しやリンクの設定などは、SigilやCalibreにおいても、同様の機能があります。それらの使い方は感覚的に把握できると思います。そのため本書では、それらの細かい機能については説明していません。
あくまで、電子書籍出版の初心者の方が、Sigilを使って簡単なレイアウトでEPUB3ファイルを製本するための要点(基礎知識)のみに的を絞ったテキストです。
【備考】
EPUBは、電子書籍の標準フォーマットとして世界的に普及しています。また、EPUB2とEPUB3形式がありますが、本書ではEPUB3のファイル作成について説明しています。
フィックス(固定)レイアウト型は、読者が画面を拡大・縮小しても、文章や画像の配置が崩れない書籍です。リフロー型は、読者が文字や余白サイズを拡大・縮小することができ、それに合わせて、自動的に文章や画像の配置が換わる書籍です。本書の手順で進めると、リフロー型の書籍を作成できます。
Sigilは、Wordのように見たままの画面で編集できるだけでなく、スタイルシートやタグを使って詳細に編集できる特長があります。しかし、本書ではスタイルシートやタグを使わずに説明しています。それらについて知らない方でも出版用のファイルを作成できますので安心してください。
本書の方法で作成したEPUBファイルは、以下の電子書籍ストアへアップロードできます。
但し、その中身が、それぞれの電子書籍ストアの規約や仕様などに沿っていない場合は、アップロードできないときや、審査に通らないことがあるかもしれません。そのため、出版できることを保証するものではありません。
* Amazon Kindle 「Amazonダイレクトパブリッシング(KDP)」
* Google Play Books 「Google Playブックスパートナーセンター」
* Apple Books 「iTunes Connect」
* Rakuten Kobo 「楽天ライティングライフ(KWL)」
* BOOK WALKER 「同人誌・個人出版サービス 著者センター」
本書は次のような方を読者対象としています。
* はじめて電子書籍を作成しようとしている。
* 有料ではなく、無料ソフトを使って、EPUB3形式の電子書籍を作成したい。
* 縦書きではなく、横書きの電子書籍の作成でよい。
* マイクロソフトWordなどの文書作成ソフトに慣れている。(文字の修飾、見出しやリンク設定などの操作知識がある。)
* スタイルシートやタグの知識がなくても電子書籍を作成できる方法を探している。
【注意】
本書は、基礎的な内容に絞って説明していますので、次の内容は含まれていません。
* 表紙のデザインの仕方や、文章の書き方
* 電子書籍ストア毎の説明、アカウント登録手順、印税に対する税制面の手続き
* 販売促進方法や、書籍としてのコンテンツをどのようにすべきかと言ったアドバイス
* 電子書籍の内容に関するルール、文章や画像などの制限事項 (それぞれの電子書籍ストアの規約や仕様を確認してください。)
* 縦書きのEPUBファイルを作成する方法
* スタイルシートやタグを使って編集する方法
* 追加フォント、音声や動画を組み込む方法
* MacへのインストールやMac上での操作画面(画面や操作方法はほぼWindowsと共通です。)
* Sigil 0.9.10未満、及び、Calibre 3.36未満のバージョンでは、本書の説明と異なる点が多くありますので対象外です。
【目次】
1: Sigilのダウンロード
2: Sigilのインストール
3: Sigilの環境設定
4: プラグインのダウンロード
5: プラグインの追加
6: EPUB2、それとも、EPUB3
7: 新規ファイルについて
8: 2つの検証機能
9: 電子書籍の製本とは
10: 文字の入力
11: 文字の貼り付け
12: 見出しの設定と内容の執筆
13: 画像の挿入
14: ページの追加
15: 表紙を追加
16: タイトルページを作成
17: 「はじめに」ページを作成
18: 目次の作成
19: 「あとがき」ページを作成
20: メタデータを入力
21: まとめ
付録1: EPUB2から3へ変換する方法
付録2: 文字に色を付ける方法
2019年1月2日(第4版)
* Sigil 0.9.10に対応
* Calibre 3.36に対応
* 説明内容を改善(古い情報の更新など)
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本書は、電子書籍を自力で出版できるように、次の2つの無料ソフトを使って、EPUB3形式のファイルを作成するための初心者向けテキストです。
* Sigil 0.9.10 (ほとんどがSigilを使った説明)
* Calibre 3.36 (一部のみCalibreの機能を説明)
これらのソフトは無料でありながら、最新バージョンが年に数回のペースでリリースされ続けています。この更新に伴って、機能や操作面が大きく変更されることがあります。そのため、古いバージョンについて書かれた書籍では、説明内容と最新バージョンに相違があり、読者が混乱することがあります。
他の出版社のテキスト本では、比較的高額にもかかわらず、古いソフトの情報のまま販売されているケースが多く見受けられます。また、どのバージョンに対応しているかを明記していないこともあります。
本書については、ソフトのバージョンを記載し、最新バージョンに対応した改訂版をなるべく早く発行するようにしています。
<本書の目的>
電子書籍ストアに原稿(EPUB3形式のファイル)をアップロードして、出版審査に合格するために、電子書籍として必要な体裁がどのようなものか伝えることを目的としています。主にSigilの利用方法を説明していますが、一部分のみCalibreの便利な機能についても記載してあります。
本書の説明は、みなさんが「マイクロソフトWord」などの文書作成ソフトで、ある程度の文書作成経験があることを前提としています。
文字の修飾、見出しやリンクの設定などは、SigilやCalibreにおいても、同様の機能があります。それらの使い方は感覚的に把握できると思います。そのため本書では、それらの細かい機能については説明していません。
あくまで、電子書籍出版の初心者の方が、Sigilを使って簡単なレイアウトでEPUB3ファイルを製本するための要点(基礎知識)のみに的を絞ったテキストです。
【備考】
EPUBは、電子書籍の標準フォーマットとして世界的に普及しています。また、EPUB2とEPUB3形式がありますが、本書ではEPUB3のファイル作成について説明しています。
フィックス(固定)レイアウト型は、読者が画面を拡大・縮小しても、文章や画像の配置が崩れない書籍です。リフロー型は、読者が文字や余白サイズを拡大・縮小することができ、それに合わせて、自動的に文章や画像の配置が換わる書籍です。本書の手順で進めると、リフロー型の書籍を作成できます。
Sigilは、Wordのように見たままの画面で編集できるだけでなく、スタイルシートやタグを使って詳細に編集できる特長があります。しかし、本書ではスタイルシートやタグを使わずに説明しています。それらについて知らない方でも出版用のファイルを作成できますので安心してください。
本書の方法で作成したEPUBファイルは、以下の電子書籍ストアへアップロードできます。
但し、その中身が、それぞれの電子書籍ストアの規約や仕様などに沿っていない場合は、アップロードできないときや、審査に通らないことがあるかもしれません。そのため、出版できることを保証するものではありません。
* Amazon Kindle 「Amazonダイレクトパブリッシング(KDP)」
* Google Play Books 「Google Playブックスパートナーセンター」
* Apple Books 「iTunes Connect」
* Rakuten Kobo 「楽天ライティングライフ(KWL)」
* BOOK WALKER 「同人誌・個人出版サービス 著者センター」
本書は次のような方を読者対象としています。
* はじめて電子書籍を作成しようとしている。
* 有料ではなく、無料ソフトを使って、EPUB3形式の電子書籍を作成したい。
* 縦書きではなく、横書きの電子書籍の作成でよい。
* マイクロソフトWordなどの文書作成ソフトに慣れている。(文字の修飾、見出しやリンク設定などの操作知識がある。)
* スタイルシートやタグの知識がなくても電子書籍を作成できる方法を探している。
【注意】
本書は、基礎的な内容に絞って説明していますので、次の内容は含まれていません。
* 表紙のデザインの仕方や、文章の書き方
* 電子書籍ストア毎の説明、アカウント登録手順、印税に対する税制面の手続き
* 販売促進方法や、書籍としてのコンテンツをどのようにすべきかと言ったアドバイス
* 電子書籍の内容に関するルール、文章や画像などの制限事項 (それぞれの電子書籍ストアの規約や仕様を確認してください。)
* 縦書きのEPUBファイルを作成する方法
* スタイルシートやタグを使って編集する方法
* 追加フォント、音声や動画を組み込む方法
* MacへのインストールやMac上での操作画面(画面や操作方法はほぼWindowsと共通です。)
* Sigil 0.9.10未満、及び、Calibre 3.36未満のバージョンでは、本書の説明と異なる点が多くありますので対象外です。
【目次】
1: Sigilのダウンロード
2: Sigilのインストール
3: Sigilの環境設定
4: プラグインのダウンロード
5: プラグインの追加
6: EPUB2、それとも、EPUB3
7: 新規ファイルについて
8: 2つの検証機能
9: 電子書籍の製本とは
10: 文字の入力
11: 文字の貼り付け
12: 見出しの設定と内容の執筆
13: 画像の挿入
14: ページの追加
15: 表紙を追加
16: タイトルページを作成
17: 「はじめに」ページを作成
18: 目次の作成
19: 「あとがき」ページを作成
20: メタデータを入力
21: まとめ
付録1: EPUB2から3へ変換する方法
付録2: 文字に色を付ける方法